2010年05月25日

SOST弾

気になった海外のミリタリーニュース。

SOST弾

米国海兵隊に採用された新しい5.56mm口径の弾丸、
SOST(Special Operations Science and Technology)弾に関するニュースが出てました。

醤油、じゃなくてソース。
Militarytimes.com --- New 5.56 ammo used sparingly in combat

英語ですが興味がある方はどうぞ^^
自分は興味があっても英語は辛いですw

さて、SOST弾は”MK318 MOD0”という名称でも呼ばれている新しい弾丸です。

従来の5.56mm NATO弾(M855)の場合、
現在、主流のM4ライフルやSCARといった短いバレルの銃には適さず、
射程が長くなると威力低下を引き起こしてしまいます。

そのため、M855に替わる弾丸として開発されたのがSOST弾です。

米国海兵隊ではアフガニスタンでこれを使用するため採用しましたが、
まだアフガニスタンでは積極的に使用されていないようです。

また、M249といったSAWではSOST弾を使っていません。

ちなみに、SOST弾は従来の5.56mm NATO弾と比較すると・・・、

・車のガラスやドアなどの障害物に対し貫通能力が向上。
・着弾後、フラグメンテーション(断片化)が早くなり、
ストッピングパワーが向上されている。
・M855と同じ重量でFederal Cartridge社の”Trophy Bonded Bear Claw”という弾丸に似ている。

SOST弾SOST弾
(左が”Trophy Bonded Bear Claw”、右が”SOST弾”)

だそうです。

ちなみに、このSOST弾はオープンチップですが、
スナイパー用の弾丸、M118LRと同様のデザインで、
相手に必要以上の苦痛や怪我を与えない工夫がされており、
ホローポイントと違って国際法上問題ないようです。

SOST弾
(M118LR)

戦争で人を撃っておいて、
必要以上の苦痛や怪我ってなんだって話ですが・・・。
まあ、ホローポイントで撃たれたらヒドイ事になりますけどね。

自分は6mmBB弾で十分ですよw

関連記事(5.56mm NATO弾の問題やSOST弾と法的な事について)
Militarytimes.com --- Corps to use more lethal ammo in Afghanistan
こちらも、興味がある方はどうぞ^^

それでは、本日もお付き合い、ありがとうございました^^





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