儲分室 跡地

Soldiers Zombie Hunting in Afghanistan（CBS NEWSより）

アフガニスタンのカンダハル空軍基地にあるドイツのPXでは、
MIL-SPEC MONKEYが製作するZombie Hunterパッチがヒット商品になっているようです。

本来、このパッチの意味は
「ゾンビに対抗するために銃器を準備している人」とか
「銃や装備を必要とする口実」と言う様なジョークです。

しかし、兵士にとってアフガンでの戦いの日々は、
小説や映画のような苛烈なゾンビとの戦いに似ているのかもしれないです。

記事でも、最後にそのように結んでいます。

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UK SecDef Slams Video Game With Taliban Role

Military.comより

イギリスの国防長官がテレビゲーム「Medal of Honor」を酷評。

どうも、マルチプレイでタリバン側をプレイできる事が気に入らないようです。
（調べてみるとトレイラーでタリバン兵士がイギリス兵を撃つシーンがあるらしいです。）

「タリバンのために、子供たちは父を失いました。
そして、妻は夫を失いました。
何者かがイギリス兵に対して
タリバンの行為を再現することを容認していることは衝撃的です」。
と述べています。

そして、国内の小売業者に、
この無意味な製品の販売を禁止するように要請するそうです。

Electronic Artsはこの問題に対し、
「争いには2つの側面があるという単純な事実を反映している」
「子供が警官役と泥棒役に分かれて遊ぶような物」
と述べて、
マルチプレイでは誰かがタリバン側である事の必要性を言っています。

この類の問題は、「CoD MW2」のロシア空港でのシーンでもありましたし、
ミリタリーFPSではずっと前から似たようなことがあります。
アメリカ人が撃たれたり、日本人が撃たれたり・・・。

それに、イギリスの国防長官は、
タリバンがイギリス兵を撃つシーンを再現するような事を
良く思っていないようですが、
米軍兵士を始め他国の兵士もタリバンに現在進行形で苦しめられています。

このゲームが、なまじリアルで現在進行中の問題を扱っているので、
アフガンに関わる当事者としては、
どうしても過敏になってしまうのかもしれません。

ゲームはゲームと行きたいところですが・・・

スカリー「モルダー、あなた疲れてるのよ」


それでは、本日もお付き合い、ありがとうございました＾＾